浦島太郎の話が子供のころから不思議でした
浦島太郎が亀を助けたお礼に連れられて行った竜宮城で数日おもてなしを受けたあと、帰るときに渡された玉手箱を約束を破って開けてしまったらおじいさんになってしまった話
乙姫様はいったい何のために玉手箱を渡したのでしょう?
「この箱を差し上げます。でも絶対に開けてはいけません。」
と、いわれたら開けてしまうのが人情ではない?
乙姫様の気持ち
ここで、2つの可能性について考えてみたいと思います
玉手箱を渡したとき、乙姫様は何をおもっていたか?
- どうせ約束を破って箱を開けるのでしょう、ジジイになるがいいわ。おほほ。
- きっと約束を守って箱をあけずにいてくれるわ。信じているもの。
①の場合、乙姫様は何か浦島太郎にうらみでもあるのでしょうか?
そもそも亀を助けたお礼が発端になっているはず
物語は言及していませんが、亀をいじめた悪ガキたちは育ったその地で、成長して結婚し、まっとうに生きて、そして安らかに逝った可能性が大いにあります
一方、亀を助けた善人、浦島太郎は、竜宮城にさえ招待されていなければ、同様に平凡かもしれないが幸せ、という順当な人生をおくっていたかもしれなのです
ところが、結局、様変わりした世に返され、挙句「若者」→「おじいさん」の貴重な年月をたかだか数日の宴会と意図せぬまま置換させられてしまったのです
とすると、亀、助けなきゃよかったよね・・・
では➁の場合はどうか
乙姫様は純真に浦島太郎を信頼する可憐女子を演じながら、その実浦島太郎を試す悪女としか思えない
しかも約束を破った時の制裁が半端なく、狂気を感じます
なにより、約束を破らずいた場合に玉手箱が何をしてくれるのか、については不明のまま
・・・何も起こらないって可能性もあるよね
本当に開けていないただの箱がそこあるだけ
浦島太郎は若者のまま途方にくれて物語は終わる、とか
やっぱ亀、助けなきゃよかったよね‥‥
乙姫様の正体
この話、何かに似ているな、と、思っていたのですが、わかりました
あれですよ、あれ
笑ゥせぇるすまん
ちょっとだけ幸せを味合わせた後、人を奈落の底に突き落とす
約束を破ってしまう心理的トリックを仕掛けておきながら、いざ人が罠にはまると
「約束破ったあんたが悪い」
乙姫様は「喪黒 福造」
まとめ
どーん!!!