東野圭吾さん著の「ラプラスの魔女」を読了
あれ?これって、第六感みたいな、超能力みたいな、そういうはなし???
最近、同じく東野圭吾さん著作のガリレオシリーズを3冊ほど読みました
事件の謎を物理学者の湯川学が科学を用いて解いていく物語です
ガリレオシリーズで科学の物語を読んでいたこともあり、本作の超常現象のようなエピソードはちょっと面食らったのですが、話の展開に引き込まれ、読み進めました
中盤以降で徐々に事実が明らかになっていくのですが、結論、超能力の話ではありませんでした
ちょっとすすんだ科学の話でした
学術的な分野でいうと脳科学になるのかなぁ・・? (←素人判断)
科学もまだまだ発展途上です
今後、様々なことが明らかになり、この本で書かれているようなことも実際に解明されていくということもあるかもしれません
本作ではそういった科学の話と、事件と、その事件は誰が、どのように、そして、なぜ、という複合的な要素がからみあい、最後までハラハラさせられます
それにしても、こんな物語よく思いつくなぁ…と、感服いたしました