Uncategorized

地獄の片頭痛から生還したのでご褒美

たかが頭痛、されど頭痛。

久々に地獄のような片頭痛に襲われ、3日間苦しみ、悶絶していました。

そんなこともある。

片頭痛1日目

朝から胃の不快感と頭痛がありました。

前日までに大きな仕事は片づけたし、期限の迫った仕事はないので無理せずお休みをとって1日ゆっくりすることにしました。

この時点ではすぐに治るつもりでいました。

横になっていると、時間が経つにつれて痛みはどんどん増していき、昼過ぎには左目奥が締め付けられるような激痛に変わりました。

何もすることもできず、ただベッドで嵐が過ぎ去るのを待つ。辛い。

頭痛に伴い吐き気も次第に強くなってきます。

それにもかかわらずお腹すいて何か食べたい、という自分の体から相反するシグナルがでてくる。

自分に問いたい。

「何が望みだ?」

片頭痛2日目

目覚めた朝は少し気分がよくなっていました。

今日は大丈夫と出勤するつもりで身支度を整えていたのですが、その最中にまた体の様子がおかしくなってきてしまいました。

・・・頭痛い。

結局、この日も会社をお休みしました。

前日と違って頭が全体的に痛い。

あまりの痛さに、おぼつかない手で物をとろうとして棚の物を散乱させてしまう。

片づける余裕はないのでもうそのまま、床に広がったまま放置。

トイレに行った帰り道、ベッドへ戻れず途中で力尽きる。(←せいぜい5メートル)

床にうずくまってダンゴムシと化していたら、数時間前に床に散乱させてしまったものが同じ高さで目に映り、なんとも悲しい気分になりました。

吐き気も絶好調、というか、吐いた。上等だ。

大丈夫、きっと明日はよくなっているはず。

片頭痛3日目

よくなっているはず、でした。

それは半分当たっていて、半分外れていました。

痛みのピークは去ったのですが、引き続き、頭痛いし気持ち悪い。

不本意ではありますが3日目も会社をお休みすることに。

片頭痛の症状は普段からよくあり、あまり心配はしていなかったのですが、3日続くのはいつもより少し、長いというところ。

もう1日様子を見て治らなかったら病院に行こうと決めて近所の病院を調べたのですが、生憎一番近くにある脳神経外科のクリニックが翌日は休診日。

結局、この日午後一番でこの病院に行ってみることにしました。

いざ出陣。

非常事態に備え、コートのポケットに自作のエチケット袋を忍ばせて。

受診したのは小さな地元のクリニックですがMRI設備があり、撮っていただきました。

MRIは体を輪切りにした断面を撮影できる機械です。

ベッドに横になり、頭を機械で覆われて15分ほどで検査終了。

撮影中、機械から「ガ、ガ、ガ」とか「キー」妙な音が聞こえるのですが、「ああ~いま、頭輪切りにされているんだなぁ。真ん中まで来たかなぁ」とか夢想していたらあっという間に終了しました。

実際に切断することなく画像だけ撮影できるなんて、魔法のようですね。

診断は、特に異常はなく心配のいる頭痛ではないとのことでした。よかった。

ご褒美

コンビニによって食料を購入し、家についたのはまもなく日が暮れようとしているころ。

吐き気もだいぶ収まってきたので、苦行に耐えたご褒美としてエクレアを購入。

なんでもご褒美だな。ご褒美ってなんだ?ただ食べたいだけ。つまり、こじつけ。

食べ物を美味しく食べられるって幸せだなぁ、としみじみ思う。

また明日から仕事がんばろ。