秋の鎌倉散歩をしてきました。
まずは北鎌倉駅を降りてすぐのところにある円覚寺。
1282年に北条時宗により、蒙古襲来の殉死者を敵味方なく弔うことを目的に創建されました。
ちゃんとまわると結構な歩数になりそうです。
円覚寺を紹介するウェブサイトをみてもあまりでてこないのですが、私が個人的に円覚寺に着たらここに行くべき!と、お勧めできる場所が「龍隠庵」。
階段をのぼった高台にあるので、そこから選仏場や仏殿を見下ろすことができます。
もう一つのおすすめは、弁天茶屋、ではなく、茶屋のあるエリア。
お茶屋には寄らなかったので、メニューとか美味しいかどうかはよくわかりませんが、こちらも高台に位置しているので景色がとてもいいです。
天気が良かったので、富士山がみえました。ラッキー♪
肌寒くなければ、抹茶でも飲んで一服するところですが、この日はやめておきました。
隅々をまわって満喫し、お寺を出るときに階段で日向ぼっこしながらぐーすか眠っている猫がいました。
眠っているのに、しっぽだけがぴょこぴょこ動いているのが可愛い。
写真をぱちりととって、円覚寺を去る。
さてお次は、明月院。
あじさいの名所とあって、あじさい寺とも呼ばれています。
あじさいの時期に行ってみようかな、と思って少し調べてみたらそのシーズンの混雑ぶりが激しそうなので、断念します。
人混みは苦手です。
いまは紅葉がはじまったくらいで平日に行ってきたこともあり、混雑はありませんでした。
本堂にある丸窓から、本堂の裏側にある庭園を眺めることができます。
丸窓の枠に切り取られてみられる美しい風景があじさいと並んでこのお寺のみどころになっています。
ここだけ、撮影のための列ができていました。
わたしは混雑と並んで行列に並ぶことも苦手なため、脇から景色を堪能し、写真は撮らずに撤退しました。
きょうはのんびり観光です。
ふたつのお寺をゆっくりと回ったらくたびれてしまいました。
体力が残っていればほかに回るお寺はたくさんあったのですが、何せどちらも、山。
隅までまわるとすこしずつのアップダウンでかなり消耗したようです。
鎌倉駅までバスで移動し、遅い昼食を食べたら駅周辺を少しまわって小旅行は終了です。
気持ちのいい疲労を感じつつ、電車に揺られて帰路につきました。
また行こう。鎌倉は、広い。